Good evening!
今日は仕事をする中で感じたことを少し書こうかと。
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まず、私は普段販売員として働いている。
いわゆる、お客様と一対一で接客をする接客業とも言える。
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それで常々思うこと、
それは一回一回のお会計にはドラマがあるということ
今日も、
明日結婚式だから〜と急ぎでアイテムを買いに来たご婦人や
電車で座った勢いでズボンが破れてしまった…!と
慌ててご来店くださった方などがいた。
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私のスタンスは
とにかくお帰りの際に”ここで買ってよかった”
と思ってもらうこと。
この一点に尽きる。
しかし、お店の数字に追われるがあまり、
いつのまにかその初心を忘れてしまったり、
そんな綺麗事言ってられない、
などと、
後回しにしてしまう販売員が後を断たない気がしている。
特に店長や常日頃から上から数字を追うことを強要されている人たち。。
もちろん、お店の商売繁昌には
日々の売り上げ、いわゆる”数字”を意識して血眼になり
後○万円!を追っていかなくてはならない。
しかし、それを追いかけるあまり
急ぎで1つの物しか買わない人には、
“どうせこれ以上買ってはくれない”と
流れ作業のような、
ただレジを打つだけ、テンプレートの会話での接客でいいのだろうか。
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私たちにとっては、
たかが1日に何人も訪れる人の中の一人だとしても
お客様側からしたら、
今日の唯一の買い物かもしれないし、
忙しい合間を縫って来てくださった貴重な15分間
であったりするのだ。
それゆえ、
いくらこちらの理由があるにせよ
どんなお客様にもその都度寄り添った、
オンリーワンの接客をするべきだと思うのだ。
きっと1つとして同じ接客は
二度とないのだから…。
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そしてそういう常に”お客様目線”に焦点を当てることが
お客様からの感謝になり、
私という販売員が役に立てた瞬間であり、
このお店良かった、また来たい!になり…
と結果として、ずっと必要とされるお店になって
ネットショッピングでは買えない
“価値”のあるリアル店舗になれるのではないだろうか。
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物を売る以上、
買う人がいて始めて関係が成り立つ。
ならば、
買う人を一番に考え、
時には自分に投影させて
“どうされたら嬉しいか”を追求する先に
もっとも愛され続ける店舗の存続
というか未来が待っているのではないか。
なんてことを考えて
アルバイトをしている私です。
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この仕事は、
時にお客様のドラマに私もダイレクトに関われ、
またそこで感謝されることが
私の価値を生み出してくれたりする。。
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アルバイトと言えども、
私は幸せに仕事をさせてもらっていると思える。
こういうのが向き不向きや
適正というんだろうな。。
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そしてその自分に対する価値を
音楽に生かす。
私にとって音楽は恩返しの対象だから…
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一見なんの関わりも無さそうに見える販売業も
こうして日々私の音楽への原動力になっていること、
この仕事で良かったなと思える瞬間だ。
ではまた*